本日発表されましたニンテンドースイッチの新型、有機ELディスプレイ版。
早速公式サイトにも情報が記載されていました。
●公式サイト
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/index.html
2021年10月8日にメーカー希望小売価格37,980円(税込)にて発売するとのことです。
また本体の色は「ホワイト」と「ネオンブルー・ネオンレッド」の二色から選択可能。
一体何が変わったのか、詳細を記載し、買うべきかを検討してみました。
目次
1.ニンテンドースイッチ有機EL版の変更点
●有機ELディスプレイ
10年ほどまえに発売されましたVitaを彷彿とさせる有機ELディスプレイを搭載しています。
Vitaの感覚だと、色鮮でそれまで発売されていたどの液晶よりも発色が良く鮮明に表示され、当時携帯ゲーム機もここまで来たかと驚いたほどです。
それがスイッチに搭載ということで、携帯モードを主にプレイしている人は恩恵を受けることができるかと思います。
●ディスプレイの拡大
ニンテンドースイッチの6.2インチ(ライトは5.5インチ)→7.0インチと大きくなっています。
●スタンド
フリーストップ式のワイドなスタンドが搭載されているということで、今まで少し頼りなかったスタンドの機能も大幅に強化されました。
ちなみに旧型のスタンドは力を入れても折れるということはなく、部品があえて外れる機構を搭載しています。
これはドックに搭載する際に、スタンドを開いたまま挿入してしまった場合でもパーツが折れないという利点がありました。
スタンド自体大きくなっているため、そもそもスタンドを出しっぱなしにしている、ということは無さそうですが、同様の機構を搭載しているんでしょうか。
●ドック
新たに有線LAN端子を搭載しています。詳細な情報は公開していませんが、現在発売されている外付けのUSBで接続する有線LANと同じカテゴリ5E以上のLANケーブルを接続することが可能かと考えています。
●本体保存メモリ
ニンテンドースイッチ、ニンテンドースイッチライトの32GBから64GBへ増加しています。
●スピーカー
新しくなったスピーカー、としか情報がないのでこちらは実機で確認しないとわからない情報です。
恐らくこれまでのようなこもったようなサウンドからクリアなサウンドになるかと思います。
2.有機ELディスプレイ版のニンテンドースイッチは買うべき?
記事のタイトルにもしていますが、実際に新規で購入すべき、もしくは買い換えるべきかを検討したいと思います。
と、言いながら結論から申し上げると、必ずしも購入するべき製品では無いと現段階では考えます。
上記点については、もちろん機能強化されているのですが、それ以外の例えばゲーム機の頭脳であるCPUやメモリの変更は無し(非公開情報なのかもしれませんが)、バッテリー駆動の時間も変化無しです。有機ELディスプレイの方が液晶よりも電力が抑えられるはずですが、今回ニンテンドースイッチでは、特に変化は無いようです。
そのため、ゲーム機としてのパワーが上がるということも無いため、ただ単にパワーアップ版と捉えることも難しいかと思います。
また、今回の目玉が有機ELディスプレイのため、普段TVに接続してプレイしているプレイヤーは一切恩恵がありません。
必ずしも、と表現しているのはテーブルモード、携帯モードで遊んでいる人は有機ELディスプレイの恩恵を受けることが可能なため、少しでも綺麗で鮮やかな画面でプレイしたい場合、購入をご検討頂ければと思います。
アカウント引き継ぎについては、ニンテンドースイッチライトと同様にお引越し機能で引き継ぎ可能なはずなので、お引越ししてから旧ニンテンドースイッチを売却するという手もありそうです。
3.購入する際の注意点
公式HPに記載がありましたが、「一部の「Nintendo Laboシリーズ」においてゲーム体験に違いが生じます。」と表記されています。詳しくみると『「Nintendo Switch(有機ELモデル)」と「Nintendo Switch」で本体サイズや画面サイズが異なることから、一部の「Nintendo Laboシリーズ」においてゲーム体験に違いが生じます。」』と記載がありました。
確かに双眼鏡のようにVRを楽しんだりするLaboシリーズでは、本体の大きさが異なっているためこれまでと同じように遊ぶことが難しそうです。そもそも大きさが異なるので、きっちりハマらず遊べない・遊びづらいことが起こってくるかと思います。
本記事は、以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
でわでわっ!
画像の出典:画像は公式Twitterより引用
権利表記:©Nintendo
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