2021年9月24日本日Demo版(体験版)が公開されました「Voice of Cards ドラゴンの島」を早速プレイしてクリアしましたので、その感想レビューを綴っていきたいと思います。
本作品は、ヨコオタロウ氏が手掛ける、カードを主体とするTRPGです。
●公式サイト
https://www.jp.square-enix.com/vocd/
●ニンテンドーダイレクト(2021/9/24)
【補足】
本記事ではPS5版をプレイし、それを元に記事を執筆しています。
ソフトはPS4版、スイッチ版、Steam版があります。
TRPGをあまりプレイしない人間の感想です。めちゃくちゃしているよって人はまた感想がガラリと変わる気がします。
1.どんなゲーム?
ゲームのジャンルはTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)で、ゲームマスター(CV安元洋貴さん)の進行の元、カードを主軸にしてプレイを進めていくゲームです。
キャラクターや背景、戦闘、選択肢にと多岐にわたる部分を全てカードで表現しています。
マップ移動もカードは、あまり触れることはありませんよね。ドラクエでいう侵入禁止のような壁もカードであらわされており、そのカードを選択すると移動NGになりました。
キャラクターのイラストはしっかり描かれており、中々ツッコミどころを抑えているのもポイントかと思いました。
包丁を片手に会話とか、いつ刺されるかドキドキしちゃいます。(体験版ではそのような描写はありませんでした。よかった。)
体験版ならではの進入不可ポイントは恒例のメッセージがしっかりと描かれております。
また、体験版ながらトランプを使用したミニゲームも搭載されており、これが中々に面白かったです。
ルールが複数あり、最初に選択可能な「シンプル」を遊びましたが、ポーカーのようなルールで、プラス独自要素を追加した要素でしっかりとプレイしてしまいました。
体験版では、本編の前日譚という位置づけで、お姫様から盗まれた宝を取ってこいという、よくありそうな内容で、一通りチュートリアルをこなしながら、1時間程度で終わる内容でした。
キャラクターのレベルは結局10あたりでした。MAPでうろちょろしていれば、そこまでレベル上げをしなくともクリアできる程度がこのレベルかと思います。
2.良かった点
●ゲーム部分
根幹のシステムはしっかりと丁寧に作らている印象で、カードの動きで、キャラクターの動作を表現したり、戦闘を熱くみせたりという工夫がそこら中に散りばめられていました。
ド派手な最近の3Dごりごりな表現こそ無いですが、時には落ち着いてゆったりと自分のペースで進めるRPGをプレイしたいなら、とてもオススメだと感じます。
Wizや世界樹の迷宮など好きな人こそ、お好みなんだろうなぁと思いました。
キャラクターは死んでいないため、復活の有無については未確認です。
●BGM
世界観に合った楽曲が提供されており、体験版最後あたりにはニーアシリーズの雰囲気の音楽が流れたりします。音楽こそ良いので、それだけでもこのゲームの質をワンランクアップしてくれる気がしました。単にこのような音楽が好きなだけなのかもしれませんが\(^o^)/
3.不満点
●ゲームテンポ
各所に本当のテーブルトークロールプレイングゲームのような「間」が存在しており、本当にTRPGをリアルに楽しんでいる、そんな雰囲気が表現されていますが、個人的には倍速くらいで、どんどんゲームを進めれたらなと感じました。
決してテンポが遅いというわけではないのですが、どうしても戦闘は単調であったりしますので、そういう場面で倍速機能があればなぁと思いました。
体験版だから無いのかもしれないですね。
●普通のRPG
キャラクターについては、よくあるレベル・装備しか概念が無いため、成長要素は他には皆無でした。
FFのようなジョブは無いため、このキャラクターをこのように育て上げることは出来ないです。
あくまでも、このキャラクターは戦士、白魔道士、黒魔道士という役割のキャラクターをその役割で使うというだけでした。
これも体験版だけの可能性は大いにあるかなと思いました。
4.まとめ
色々書きましたが、結局合う合わないは人それぞれなので、配信されたこのDemo版を是非プレイしてみて、購入検討の1つの材料として貰えばと思います。
個人的に、ここまでTRPGを再現しているゲームも少ないと思いますし、丁寧に作られているため、製品版もプレイしたいなーと考えています。(完全にノーチェックでした。。。)
●台詞回しやBGMが的確
ストーリー自体はタイトルにもある通り「ドラゴン」が出てくるので、このドラゴンがキーパーソン(ドラゴンだけど…)なんでしょうかね。
本記事は、以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
でわでわっ!
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