実は百合をテーマにした作品をプレイするのは初めてでした。
今回とりあげるのは『神田アリスも推理スル。』です。
百合×ミステリーというテーマで紡がれる短編物語です。
結論から言うと、かなりコスパに優れた百合初心者入門編という感じでしょうか。
さて、詳しく掘り下げていきたいと思います。
目次
1.スペック
2.どんなゲーム
主人公である神田アリスと幼馴染の穂高明は、とある事件に巻き込まれ学年1つ上の佐和良義宝珠に相談するところからストーリーが展開していきます。
百合ショート・ミステリアドベンチャーのジャンルに恥じない、かなりの短編なので、これ以上いうとネタバレになるため控えます
●ミステリ(推理)部分
章仕立てで構成されており、1章毎に推理パート(一部例外の章有り)をクリアし進めていく構成です。
そこまで本格的なものでは無いため、捜査パートは無く、選択肢も2~4つ程度なので安心してください。
●百合部分
そこまで濃いものは無く、デファクトスタンダード(?)な内容かと思います。
とりあえず、髪金主人公後輩×黒髪ロング先輩の組み合わせは、スタンダードな形なのか、とてもすんなりと受け入れられる自分がいました。
百合の描写が好きではない人は、あまり楽しめない作品かと思いますが、よだれを垂らすくらいの好物の人は、ドンピシャかと思いました。
3.キャラクター
軽微なネタバレを含むため、下記はクリック(&タップ)で展開する内容としております。
ネタバレされたくないけれど、どんなキャラクターが出てくるのか気になる人は公式サイトへGOです!
4.良い点
●フルボイス
低価格ながらも全編フルボイスです。
またアニメで活躍している有名な声優さんを起用しており、驚きました。
もちろん、演技もそれぞれピカイチで、違和感なく、またドキドキしながら最後まで楽しめました。
●ストーリー
ショートストーリーということもあり、テンポよくストーリーが進んでいきます。
本当に必要な内容をそれぞれ展開していっている感じで、中だるみなどは一切なく、最後まで一気に読みました。
百合展開から、ミステリー展開と複数のジャンルが詰め込まれている点がそのように感じたひとつの要因かと感じました。
●システム
そこまで長くはないですが、アドベンチャーに必要な『次の選択肢までスキップ』なども搭載されているので、とても快適でした。
また細かいな関心したところは、『キャラクター毎の音量設定を変更することが可能』な点です。
個人的には、音量を調節するほど、違和感があったor聞こえにくい、ことは無かったため、音量を調節することはありませんでした。ただ、スピーカーなど使用している環境次第では調節しやすいため、良い仕様だと感じました。
●BGM
曲数こそ、あまりありませんがどの曲も作品にあった静かな曲で終始リラックスしてプレイできました。
OP&EDのボーカル入りの曲はありませんでしたが、無くて低価格なので問題無いと感じました。
5.不満点
●Tureエンドの難易度が少し高い
(Trueエンドは作中では表現されていませんが、それ以外がNORMALエンドとBADエンドのため、そのように本ブログ上では記載しております。)
全選択肢のパターンを網羅したわけではありませんが、一つでも異なる選択肢を選択出来ていなければ、NORMALエンドとなってしまうのは、少々難しいのではと感じました。
緩和策として、ヒントのようなものを提示するのは如何かなと思いました。
●推理について
本格ミステリーの推理を楽しめると思っていると肩透かしを受けるかなと思いました。
推理パートがありますが、ミステリーにあるような根拠の提示があまりなく、主人公の推測で推理パートをこなしていきます。
そのため、選択肢全てについて確証があって選択できませんでした。(個人的な主観の可能性有り)
逆に、ミステリーじゃないと頭を柔らかくして、読み進めて行った方が良いかと感じました。
6.プレイ状況
■プレイ時間 | ~10時間 |
7.まとめ
かなりコスパに優れた百合ミステリーアドベンチャーゲームです。
Switchのため、寝転びながら百合をお手軽に楽しむのには良い作品かと感じました。
キャラクターやストーリー展開から続編も構想としてはあるのでは無いかと感じられますので、是非みなさんプレイしてみて次回作に期待してみては如何でしょうか。
百合初心者の筆者ですが、めちゃくちゃ楽しめましたので、あまりそのようなジャンルをプレイしたことがないよ、って人にもオススメな作品かと感じました。
●豪華フルボイス
攻略について、どうしてもTrueエンドに行き着けないよという人は、別途攻略記事も記載しておりますので、こちらもご参照頂ければと思います。
推理についてはネタバレ回避して記載しておりますので、安心してご一読頂ければと思います。
本記事は、以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
でわでわっ!
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