【ゲームレビュー】PS4版『最悪なる災厄人間に捧ぐ』

悲劇は繰り返すもの…。
今回のレビューはPS4版『最悪なる災厄人間に捧ぐ』になります。
シナリオとイラストを単独で制作した『R』氏と『レイジングループ』の『amphibian』のタッグで制作されたアドベンチャーゲームです。

限られた登場人物の中、独特な世界観で語られる全体的に少し暗いファンタジーな作品でした。
今回も全力ネタバレ回避レビューをしていきたいと思います。

1.スペック

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下記情報は記事公開時点の情報となります。

■公式サイトhttps://www.kemco.jp/game/sss/index.html
■タイトル最悪なる災厄人間に捧ぐ
■ジャンル限りなく透明で残酷な”災厄世界系”ノベルADV
■対応機種PlayStation©4
Nintendo Switch™(ダウンロード版のみ)
iOS・Android™(ダウンロード版のみ)
■発売日PlayStation©4:2018年8月23日
Nintendo Switch™2018年9月20日
iOS・Android™2019年1月24日
■価格PlayStation©4パッケージ版3,333円(税抜)
PlayStation©4
Nintendo Switch™
iOS・Android™
ダウンロード版2,778円(税抜)
■CEROC(15才以上)
■販売元KEMCO
■画像の出典画像は全てハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
■権利表記©2018-2019 KEMCO/Water Phoenix

2.どんなゲーム

透明人間の少女・クロと、透明人間しか見えない少年・豹馬。
互い違いの孤独を埋めるため、寄り添って生きる2人に、
やがて“災厄”は牙を剥き、残酷な世界が立ちはだかります。

パラレルワールド。透明人間。神隠し。全知の石板。
繰り返される滅びと別れの果て、完全なる絶望が訪れる前に、
不条理な世界の謎を解き、救いに至ることはできるでしょうか?

必然にして未然だった出会いから始まる、悲しみと超克の物語。
(引用:公式サイトより)

●クロ
主人公豹馬が8歳のころに出会った当時6歳の透明人間。
本作のヒロイン。
この後選んだ選択肢により、色々なクロに成長していきます。
どのクロに成長したとしても、主人公に対する姿勢は変わらずで大変尽くしてくれます。
またどのクロも同じ声優さんの小鳥遊ゆめさん1人で演じられており、どのセリフがどのクロかというのを絶妙に再現されていました。本作品の表現が一番難しい点がこの点かと感じました。

●豹馬(ひょうま)
主人公。
8歳のころ、人間を含む全ての動物を目と耳で認知出来ない身体になってしまう。
しかし、そのときにヒロインであるクロと出会ったことで日常に復帰。

この二人が出会うところから物語は始まるのですが、そもそも出会わなかったらどうなっていたことやら…というのが本作のみどころです。
このあべこべな二人ですが、お互いを支え合い共に成長し、大人になって行くのが大まかな話の流れです。
しかし、そのままでは厄災が発生し、二人は巻き込まれて、残念な結果に終わってしまいます。
そうならないように、主人公豹馬となり、その厄災から逃れることが目的となります。

システム面ですが本ゲームは選択肢のあるADVゲームです。
その選択により、エンディングが分岐していきます。

また「あらすじ」画面と呼ばれるストーリーのチャートのようなものから、いつでも読み直しが可能なため、セーブのし忘れなどがあっても大丈夫な親切設計で大変便利でした。

3.良い点

独特な世界観

透明人間のヒロイン、透明人間しか見えない主人公という独特な世界観のおかげで他には見ないストーリーが綴られていきます。それはとても読んでいて新鮮でした。

パラレルワールド

公式サイトにあるキャラクターの説明程度でネタバレを踏まずに説明するのは少し難しいのですが、本作品は透明人間という設定とは別にパラレルワールドが採用されています。
最初にソフトクリームをクロにあげる選択肢があるのですが、そこから世界が分岐し、それぞれ下記のキャラクターへとクロが成長していきます。

■ふー:とうふソフトクリームをもらった世界
■キナ:キナコソフトクリームをもらった世界
■みー:みそソフトクリームをもらった世界
■なつ:納豆ソフトクリームをもらった世界
■にゅー:投入ソフトクリームをもらった世界

本作品では、あまりキャラクターが出てこない作品なのですが、この成長したクロ達が大活躍する作品で、同じキャラクターなのに、別のキャラクターとして出てくる世界観もこの作品の特徴であると感じました。

4.不満点

同じ文章を読む必要がある

大きなネタバレになるため、具体的に言えないのですがその原因で同じ文章を読む必要が何度か出てきます。
要所要所で省かれはするものの、少しダレてしまうかなと感じました。

5.気になる点

オートセーブのタイミング

オートセーブの箇所が文章の各所で設定されているのですが、そのおかげでスキップ時その各所でオートセーブがされ、スキップ時に少し待ちが発生してしまいました。
オートセーブでは無く、代わりにクイックセーブを導入すればこの点は気にならないかと思いました。

6.プレイ状況

■プレイ時間20時間
■トロフィー状況トロコン済み
■トロフィー難易度易しい(難しい>普通>易しい)

公式サイトでは40時間程度かかるとの記載がありましたが、ボイスを全て聞いた時間かと思いました。
筆者としては、上記不満点の同じ文章・類似した内容はボイスをあまり聞かずに読んでいたため半分程度の時間でのプレイとなったと考えられます。

7.まとめ

よくある学園アドベンチャーとは打って変わって、独特な世界観で語られる本作。
普通の明るい学園モノには少し飽きてきたよって人にこそ読んで欲しい作品でした。

本作品のポイント

●透明人間×透明人間しか見えない人間が織りなす独特なストーリー
●全体的に暗い世界観
●パラレルワールド

個人的に悲劇モノが大好物なので、本作はめちゃめちゃハマりました。
そのため寝る時間も惜しんでプレイしてしまい、毎日の睡眠時間をごっそりと持っていきました。
これが私に降り掛かった一番の災厄です笑

本記事は、以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
でわでわっ!


●しらせの個人評価指数:★★★★☆

面白さ★★★★★全体的に暗い世界観ですが、透明人間という独特な題材なので好きな人はとことんハマるかと感じました。
操作とゲームプレイ★★★★☆よくあるADVゲームのシステムは入ってるので気になることはありませんでした。
グラフィック★★★★☆少し癖がありますが、全体的に良かったと思います。
クロの立ち絵差分が多く、いろいろな表情もありました。
サウンド★★★☆☆本作品にマッチした内容でした。
そこまで数は多くないため、何度も同じBGMを聞くことになります。
このBGMはこんな場面だったなぁということは、あまり多くないと思います。
リプレイ性★☆☆☆☆ADVゲームの特性上リプレイ性は無いです。

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