【シカトリス(xicatrice)】体験版の感想・評価・レビュー

どうも!しらせです。

今回は2023年6月29日に発売予定の「シカトリス(xicatrice)」の体験版を実際のプレイした感想・レビューを綴っていきたいと思います。

ディスガイアシリーズで有名な日本一ソフトウェアさんのRPG最新作です。

元異能能力者の主人公が先生となり、異能能力者の生徒達を指導し、バトルを展開していく厨二病前回のストーリーとなっています。

対応プラットフォームは下記になります。
switch,PS5&PS4

1.購入するべき?

結論からお伝えすると、個人的にめちゃくちゃオススメできないです。日本一ソフトウェアさんゴメンナサイ。。

久しぶりに体験版をクリア出来ずに終了してしまいました。

ストーリーは特に普通なのですが肝となる戦闘部分が単調でコマンドも自分で選択できないので色々とストレスなゲームに仕上がっていると感じてしまいました。

詳しくは後述していきます。

2.スペック

クリックで展開します!
下記情報は記事公開時点の情報となります。
公式サイトhttps://nippon1.jp/consumer/xicatrice/
タイトルシカトリス(xicatrice)
ジャンル異能✕学園RPG

3.どんなゲーム?

(引用元:公式サイト)

人類が「異能」と呼ばれる超常の力に目覚め始めて約1世紀。
その力を使い社会で活躍する者もいれば、
悪用する者、制御できず暴走する者もおり、
異能使いによる事件は後を絶たなかった。

こうした事件に対応するため、国家は異能使いで構成された
警察機関である「AUT(対異常異能班)」を設立する。
しかし、それでも対処が追いつかないほど異能事件は増加していく。
そんな中、異能が発現した子供の保護・育成を名目とした
特殊学級「RAUT(予備対異常異能班)」が設立される。
この学級の生徒たちは学生の身でありながら、
有事の際は異能事件の解決に動員されることもあった。

2023年、ある事件をきっかけに異能を失った元AUT隊員が、
教師としてRAUT三〇二分隊に赴任するところから物語は始まる。

■ストーリーについて

異能力が蔓延る世界、ということで棒ヒロアカのような世界観。

暴走した異能力者を逮捕するために、主人公率いる組織RAUTが出動します。

ふむふむ、どこも人材が不足しているんですね。(´・ω・`)

主人公は異能力を持っていたが、シナリオ冒頭の事件により、その能力を失くします。能力が無くなること自体レアケースということ。

ということもあり、前線で出張っていたが、教師になり同じ異能力者の指導をする、というのがメインのお話となっています。

ちなみに明るいシナリオではなく、女の子が急に病んで発狂するタイプのシナリオです。
普通の明るい女の子が急にヤンデレのような発言するため、人に寄っては大好物かもしれません。

■バトルについて

バトルはダンジョンを進めて、ではなくADVパートを進めながら強制的に戦うシステムでした。

攻撃は各生徒に設定されたスキルを1キャラ1つずつ「提案」してくるので、その中から1つ選択して実行していきます。

攻撃の種類は、通常攻撃、属性を伴うスキルや回復スキルなどの「アクティブスキル」を駆使して戦います。

スキルの種類については、このアクティブスキル以外に「パッシブスキル」というものがあり、設定していれば自動的に発動するスキルもあります。

この部分は実にRPGらしい作りとなっています。

どんどん生徒のレベルをあげることで、より多くのスキルを設定することができます。

ちなみにスキルは公式から300種類あり、プレイヤーの好みに合わせて自由に設定することが出来るようです。

4人いるけど、1人しかコマンドを選択できないのは残念な点です。
敵は個体それぞれ攻撃してくる&全体攻撃をしてくるので、理不尽さを感じました。(# ゚Д゚)

■授業について

生徒はレベル以外にも授業を行うことでステータスをアップすることができます。

また授業は得意授業、不得意授業があり、ステータスの振り幅に影響があります。

授業自体は週初めにどんな内容を受けるかを各生徒毎に設定して、自動的に進行してきます。

とき◯きメモリアルのような「成功」「失敗」は無さそうなので成長させたいように授業を選択すればOKだと思います。

■チュートリアル

チュートリアルは上記の画像のようなINFOが都度挿入されます。

結構物量が多く用語も出てきて、正直覚えることが大変ですがいつでも参照可能なデータベースがあるため、その点は問題ないと思いました。

■フルボイス

主人公含めてストーリーはフルボイスで進行していきます。

勿論バトルでも喋ります。

ただ攻撃などのスキル発動時くらいです。

■週末は外出イベントあり

お金を消費することで、選択した生徒1人のステータスアップをすることが可能。

一応テキストは用意されていますが、選択した場所は関係無く、一言だけなので少し寂しいです。。

しらせ
しらせ

もう少しデートイベントのようなものを想像していましたが、あくまでもステータスを上げるだけのシステムのうちの一つかもしれません。

4.良い点・印象的な点

4-1.難易度選択

難易度選択が幅広く用意されているのはGOOD。

ちなみに私は「ノーマル」を選択してプレイしましたが淡々と進んでいけたので、難易度調整は良いと思います。

単にレベルだけでなく行動内容も難易度毎に異なるようです。

5.不満点・改善してほしい点

5-1.バトルが思ったように進めることが難しい

生徒が「提案」するという都合上自分でコマンドを選択することができません。

そのため回復したい場面でも回復出来ないことがあり、ストレスがありました。

各生徒のコマンドは特にAI管理などはされておらず(味方のHPが低いから回復スキル使おう!みたいなことは一切ない)単純に乱数管理されているんじゃないのかと推測。

正直この部分を改修してもらうだけで戦闘システム自体は問題ないと思いました。

しらせ
しらせ

提案してくれるのはプレイヤーとしては楽ですし、設定ともマッチしているため非常に良いのですが、その提案内容がアホの子なので、根本的にこれでストーリーを進めないといけないと思うと非常にストレスありますね。

いや、逆に未熟な学生という設定を再現していると考えれば良いのでしょうか。

5-2.育成(授業)が楽しくない

授業プロセスで各キャラのステータスをレベル以外の要素で上げれるのは良いのですが、それ自体は「ただの作業」なので、ゲームとして面白くは無いかなと思いました。

もう一歩踏み込んで、ランダムイベントが発生してというような「パワ◯ロ」や「ウ◯娘」のようなデザインであればもっと良いなと感じました。

6.まとめ

さて、如何でしたでしょうか。

大作RPGがひしめく今月(2023/6)の事情を考えてみると中々手を出しづらいと思いますが、ニッチな作品をプレイしたい!やクリミナガールズが好きだったという人は手を出してみるのも良いかなと、くらいですが冒頭でお伝えしたように正直オススメできない作品かなと思います。

気になった方は是非体験版をプレイしてみて、本作の雰囲気やプレイフィールをご自身の手で体験してみては如何でしょうか。

本作のポイント

●生徒が提案してくるコマンドバトル
●ダークな設定・ストーリー

本記事は、以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
でわでわっ!


■画像の出典:画像はハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの。
© 2023 Nippon Ichi Software, Inc.

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