昔お小遣いの少ないゲーム大好きっ子だったしらせは
よくゲームセンターに足を運んでいました。
昨今のようなインターネットの普及していなかった当時、親がゲームをしない家庭だとゲームセンターが一番身近にゲームを感じられるところでした。
ストリートファイターのような格闘アクションゲームが好きな一方好きなゲームがありました。
それはバブルボブルの派生作品である「パズルボブル」。
1986年にアーケードゲームとして発表されたシリーズ。
泡をはくドラゴン「バブルン」と「ボブルン」を操作して
ステージをクリアしていくパズル要素があったアクションゲーム。
2020年の今年24年ぶりに最新作の「バブルボブル4フレンズ」が発売されました。 ※現時点ではNintendo Switch™版のみで、PlayStation©4版は今冬発売予定とのことです。
ゲームセンターでパズルゲームと言えば、ぷよぷよ通かパズルボブルどちらか
というくらい(地域差はあるかもしれません)当時流行っていた記憶があります。
そこで、今回ご紹介したい作品は、本家パズルボブルの派生作品
『東方スペルバブル』です。
ご存じの方はこの東方という言葉にピンとくるかもしれません。
はい、あの有名な同人作品である東方Projectです。
※厳密に言うと、本作品は東方Projectを原作とした二次創作作品となります。
まさかのコラボレーションされた本作品、同じタイトーさんから
発売されているゲームを今回レビューしていきたいと思います。
目次
1.スペック
2.どんなゲーム
バブルシューティングと呼ばれる、場面上に設置されているバブルに対して
同じ色のバブルを繋げて消していく独特なパズルゲームです。
覚醒および反撃というぷよぷよで言うところのフィーバーに類似したシステムがあり、爽快感も感じました。
またこのシステムにより、パズルゲームがあまり得意じゃない人でも、一方的にやられるという場面は少なくなっていると思います。
さらに本作では、東方アレンジ楽曲に合わせてそれらをタイミング良く消していく、所謂音ゲー要素を含んだゲームでした。
音ゲーは難しいよ、という方も音楽に合わせて、ノリ良くパズルをしていくだけなのでご安心ください。
筆者は、音ゲーは得意なんですがパズルゲームが下手くそなので練習必至でした笑
また東方シリーズではお馴染みのスペルカードのシステムも盛り込まれております。
対戦時にゲージを貯めてスペルカードを発動出来ます。
スペルカードの効果は様々で、相手にお邪魔なバブル(邪魔玉)を押し付けたり、自分のバブルを多量に消してくれたりと様々。
最初は各キャラ1つだけのスペルカードですがどんどんとスペルカードを開放して、自身にあった戦法で戦えるのもGOOD
です。
ちなみにこのスペルカードは対戦終了時に貰えるお金を使用してショップで買うことになります。
そういう意味でも、どんどんと対戦したくなってくる要素の一つ
です。
ショップではその他、対戦時に使用する楽曲も購入することが可能でした。
また対戦モードもあり、ジョイコンが2つあればお友達と2人対戦可能です。
3.良い点
●往年のパズルゲームがなつかしい!
年代によっては懐かさを感じ、久しぶりだなぁと感慨深くなるかと感じました。
また、これまでプレイした事の無い方でも、こんなゲームしたことないなぁ、と新鮮な気持ちでプレイ可能かと思います。
ゲームシステムは当時完成されているので、その点は安心してプレイできるかと思います。
またプレイし続けて飽きているという方にも、元祖パズルボブルとは違う曲のシステムが追加されているので、これまた新鮮な気持ちでプレイ出来ると感じました。
●有名な東方アレンジ多数収録
個人的に「ビートまりお」「幽閉サテライト」「Silver Forest」「岸田教団&THE明星ロケッツ」(敬称略)
その他沢山の有名アーティスト様の東方アレンジが入っており、耳にした曲が複数入っているかと思いました。
楽曲は分からなくても、良曲揃いなのでご安心ください!
曲については、公式のPVなどでも聞くことが可能ですので、一度聞いて頂ければと思います。
これを機に、その他東方関連のゲームも是非プレイしてみてくださいね。
●豪華声優陣起用
こちらも個人的に「早見沙織」「ゆかな」「上坂 すみれ」「佐倉 綾音」「伊藤 かな恵」「伊藤 静」(敬称略)
とアニメなどで活躍されている有名な声優さんが多数ご参加されております。
あまり意識していなかったので、これは嬉しい誤算でした。
ただ、嬉しい反面悲しいこともありました…。
そちらは続きの「不満点」に記載します。
4.不満点
●ストーリー最後のラスボスで難易度が跳ね上がる!
キャラ名は伏せておきますが、ラスボスから難易度が急激に跳ね上がりました。それまで負けることはあまり無かったですが、何度かリトライさせられた程だったのでここは少し不満でした。
流石ラスボスという手応えと捉えれば、そこまでですが全体のバランスを見るとこのラスボスだけ特出している気がしました。
後々フリーの難易度を色々変えながら確認していましたが、このラスボスは最高難度のLunatic相当の難易度でした。
●ストーリーはフルボイスでは無い
折角の豪華キャストなのに全編フルボイスではありませんでした。
なんならパートボイスでも無いので、そこは残念で仕方ありません。。。
具体的には、少しのセリフと試合前中後、およびスペルカード発動の際のセリフくらいでした。
容量や大人の事情なのかもしれませんが、あれだけの声優さんを起用されているので、ストーリーをフルボイスと勘違いして購入される方もいらっしゃるのではと思いました。
5.気になった点
スペルカードのシステムの特性上明らかに強い(使える)スペルカードが存在します。
例えば相手の操作を邪魔するスペルカードは人対戦時にとても有用であったりとゲームバランスを左右するのでは?!と感じました。
ただ、それを見込んでの本ゲームかと思いますので、ずっと該当キャラの該当スペルカードを使用しない、など対戦時はルールを決めてプレイするとケンカにならなくて良いかと思います。
6.プレイ状況
プレイ時間 | 20時間 |
7.まとめ
本ゲームは昔ながらのパズルゲームに音ゲーの要素を追加した、これまでに無い新しいゲームでした。
また、東方アレンジ楽曲が大好きな人は更に楽しく、知らない人もノリノリで楽しめるゲーム
だと感じました。
●東方アレンジ楽曲が多数収録
●接待プレイにも最適
一人でも友達とでもパズルゲームは楽しめるゲームですので
是非みんなでノリながら楽しんでくださいね。
本記事は、以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
でわでわっ!
面白さ | ★★★★☆ | パズルボブルとリズム要素がマッチしていて本作品独特な面白さを感じました。 |
操作とゲームプレイ | ★★★☆☆ | ゲーム開始時少しロードが長いですが気にする長さではありませんでした。 操作ですがバブルを投げるときのカーソル移動が、もう少し早ければと感じました。 |
グラフィック | ★★★★☆ | かわいいイラストがLIVE2Dで動いたり、SDキャラもいて賑やかでした。 |
サウンド | ★★★★★ | 東方アレンジ楽曲が好き、知らない人でも楽しめる楽曲ばかりでした。 |
リプレイ性 | ★★★★☆ | ストーリーは一度プレイすれば終わりです。 対戦モードは、スペルカードなどの要素を出すために何度もプレイするかと思います。 |
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